心地よいアロマ環境を提案します/株式会社アロマチスタ(広島県福山市)

吉岡アロマ教室

SEP(School Education Project)

第1回実施レポート

実施日時 2007年8月22日 13:20 ~ 14:30
学 校 岡山県K学園(私立)
対象学年 中学2年生 38名
会 場 普通教室
講座タイトル ~ アロマテラピー体験講習会 ~
実施にあたって 担任の先生から、夏休み直前メールをいただきました。
9月の文化祭で、クラスで「いやし」をテーマに展示をすることになり、香りについて体験学習をしてみたい。ということでした。
前もって、香り担当の生徒さん達も来店され、実習は、「ルームコロン」と決まりました。たくさんの精油を嗅ぎながら、当日準備する精油を5種類選びました。夏休み中の登校日の午後を講習会の日としました。
使用教材 ・テキスト
・精油(レモン、オレンジ、ラベンダー、ユーカリ、ペパーミント)
・スプレーボトル
・無水エタノール
・精製水
タイムテーブル 1.アロマテラピーって何でしょう
2.香りの体験(5種類の精油のプロフィール)
3.安全に楽しむための約束ごと
4.実習(ルームコロン作り ネーミング、ブレンドを決める。)

2007年8月、私は初めてSEPを実施しました。
担任の先生から問い合わせのメールをいただいた時から、ようやくSEPを実施できることが嬉しくて、楽しく準備をしてゆきました。

アンケート結果

講習会の最後に、生徒にアンケートをお願いしました。

Q.好きな香りは何でしたか?(複数回答)

レモン ====================== (33)
オレンジ ================== (28)
ペパーミント ======== (12)
ラベンダー ==== (5)
ユーカリ = (3)


Q.苦手な香りは何でしたか?(複数回答)

レモン (0)
オレンジ = (1)
ペパーミント ====== (10)
ラベンダー ========= (14)
ユーカリ ================ (23)


Q.作ったルームコロンはどうしますか?

自分で使う ================== (28)
プレゼントする ==== (6)
両方 =(2)
その他 =(2)


受講生の感想


いろんな香りがあって良かった。



コロンが作れてとてもうれしいです。大切に使おうと思います。



自分のオリジナルのコロンを作ることができて、とても楽しかった。



つかれがたまっている時に、このスッキリするコロンがあれば、つかれが、ほぐれるかな。朝にかげば、気分がすっきりするのかなぁ・・・



アロマテラピーの効果におどろきました!香りでこんなに色々な効果があるということを学べて楽しかったです。と同時に、アロマテラピーに興味をもちました。9月の文化祭に向けてアロマのことをたくさん調べていきます。



分かりやすかった。作り方も簡単で楽しかった。また作りたいと思った。



においが、そんなに人に影響があって、においを利用して快適に過ごす工夫をしたいと思います。



今まで香りについて深く考えたり学んだりしたことがなくて、今回は香りの効用までくわしく教えていただいて、自分で香りを使い分けたいなぁと思いました。もっとたくさん香りはあると思うので自分のお気に入りとかを探してみたいです。



この授業の中でたくさんの“香り”をかいで、それだけですごくリラックスすることができました。このことを家族に教えてあげたりして、生かしとても勉強になったと思う。自分が予想したかおりが作れて良かった。ラベンダーの精油がやけどなどにいいなんて知らなかった。



今まで香りについてあまり知らなかったし、こうやってゆっくり時間をかけて香りをかいだことがなかったので、良い体験になった。



説明がとても分かりやすかった。コロンを作るのが楽しかった。



鼻がおかしくなりそうだったけど、楽しかった。



ちょっとくさかった。



眠かったが、良かった。ニオイがきつかった。



思うように香りをつくるのは意外と難しかった。強い香り・弱い香りがあった。



コロンはいろいろな香りがあって自分だけのコロンが作れてよかった。



香りのことがたくさん分かってよかったし、楽しかった。



今日初めてアロマテラピーについて学んだ。色々な臭いの色々な効果を知った。集中力が足りないから、集中力がアップする臭いがあったら、部屋に置きたい。



レモン、ラベンダー、ユーカリ、オレンジ、ペパーミントについて良く知ることができた。安全に大切に使っていきたい。



香りを嗅いでもらったら、大人の香りと言われてよかった。


講習会を終えて

今回の講習会で気をつけたことは

中学生にも分かりやすい表現で原稿を用意する。

実習に使う精油は、ドロッパー瓶からスポイト瓶に移して用意する。

実習を始める前に、安全のための注意書きを皆で読む。

補助として、吉岡アロマ教室の卒業生を一人お願いする。

希望者だけが集まる大人の講習会と違って、中学生の一クラスということで、出席している生徒達の意識もマチマチで、講習会の最初から皆が集中できたわけではありませんでした。香り見本を嗅いだ時に、友達同士で感想を言いたい(私語?)気持ちもわかります。 でも、キャッチされた香りが電気信号となって脳の特別な場所に飛び込んでゆくという話の辺りでは、し~んと教室が静まりかえって聞いてくれましたし、所々でそんな瞬間がありました。 実習を始める前には、テキストの「安全に楽しむための約束ごと」を読みながら、ふざけて取り扱わないように念を押し、担任の先生からも、「何かあったら、すぐに中止します。」と、迫力ある注意がありました。 作りたいコロンのイメージから名前を決め、ブレンドを考える。そして実際に作る時も、精油を2セット用意したためか、38名の生徒がスムーズに作れたように思います。

回収したアンケートですが アロマテラピーについての説明が分かりやすく、実習も簡単にオリジナルな香りが作れて楽しかった。アロマテラピーに関心を持ったという好印象な回答がほとんどで、講師にとっても嬉しいことでした。